受験資格と試験
医療事務には民間の団体が認定する資格が一般的なものだけでも10種類近くあります。民間資格とは、民間団体や企業が、独自の審査基準を設けて任意で認定する資格のことです。資格の名称や取得できる技能は各団体ごとに異なるので講座受講前にきちんと確認することをお勧めします。医療事務資格には、民間の団体が認定する資格が多くありますが、名称が変わっても問われる・知識スキルに大きな違いはありません。医療事務の資格には、国家資格がありません。ほとんどの資格が民間資格になります。医療事務資格試験の受験者は10代、20代が割合的には多いですが、30代、40代、50代の人も実際に数多く受験されています。
医療機関において患者さんのサービス業務やレセプト業務を行う医療事務においては、必要とされる適正があります。具体的にひとつひとつ見ていきましょう。医療事務の仕事でも、窓口の応対マナーは病院の印象を決めることにもつながり大変重要視されています。医療事務の主業務には患者サービス業務があります。デスクワークのイメージの強い医療事務の仕事ですが、患者さんと接することも多く、人と接することが好きなことが大切になってきます。受付窓口を担当する場合は「病院の顔」として、明るさや礼儀正しさが必要となります。患者一人一人の様子を見て、話を聞き、臨機応変に対応しなければなりませんから、協調性や誠実さ、適切な判断力等が必要になってきます。 それから、最近ではほとんどの医療機関でコンピューターを導入しています。特に診療報酬の算定ではコンピューターのスキルは必須になりつつあります。そのため基本的な医療事務の仕事をするためにコンピューターのスキルは大切です。医療機関によってシステムが異なるため、コンピューターの扱いに慣れている人も最初は慣れが必要になってきます。
医療事務で働くには、資格が必須というわけではありませんが、求人情報のほとんどは資格取得者を対象としているので、これから医療事務で働きたいという方は資格を取得すれば有利になるのは間違いありません。医療事務の資格はとても種類が多いということで、これから資格を取得する方は、どんな資格を取ればよいか迷ってしまいますよね。ここで、医療事務の資格の選び方と選ぶ際の注意点を紹介しますので、どういった資格を取ればよいかわからない方は参考にして頂ければと思います。
医療事務と一口にいっても様々な業務があり、また職場もさまざまです。医療事務の働く場所は、「医科」「歯科」「調剤薬局」に分かれます。簡単に言ってしまうと、一般の病院で働くか、歯医者で働くか、薬局で働くかということです。資格を選ぶひとつの基準として、勤務したい場所による選び方があります。働く場所は違っても、基本的な業務は同じような感じはしますが、歯科と医科ではレセプトの用紙や使用する記号が異なるため、どちらで働きたいかによって、取得する資格も変わってきます。また、実際の試験では、医科では、医学用語が、歯科では、歯学用語が出題されるため、別の資格と思った方がよいでしょう。それぞれレセプト業務の内容や算定方法が異なるため、最初に選んだほうがいいでしょう。この選択で、病院や診療所、歯科医院、調剤薬局といった勤務先をおおまかに決めることが可能となります。どの資格を取るか迷うなら、とりあえず医科を選んでおくとつぶしがきくと言われています。